(Adnkronos) – 先週、ベラルーシからリトアニアへの気球の数が増加し、ヴィリニュス空港で混乱が生じたことを受け、リトアニア政府は、一部の旅行者グループを除き、11月30日までベラルーシとの国境を閉鎖することを決定した。リトアニアのメディアが報じた。政府の決定によると、ベラルーシとの国境にあるリトアニアの最後の2つの検問所、メディニンカイとサルチニンカイは1ヶ月間閉鎖される。
サルチニンカイの国境検問所は完全に閉鎖され、メディニンカイの国境検問所は、一部の旅行者カテゴリーに限り国境を越えることが許可されるという制限が適用される。ヴィリニュス空港では、先週4回、10月には5回、密輸業者の気球が原因で交通が中断されたとすでに報告されている。カウナス空港でも、金曜日の夜から土曜日の朝にかけて、気球が離着陸を妨げた。
気球は以前からベラルーシからリトアニアへのタバコの密輸に使われてきたが、ヴィリニュス当局は、アレクサンドル・ルカシェンコ政権が妨害行為を行う手段としてもそれらを使い始めたと主張している。