ロシア:ドゥーマ、海外に移住した「外国代理人」に対する違法行為の告発を正式化する法案を可決

17 Giugno 2025

(Adnkronos) – ロシア連邦議会(ドゥーマ)は、海外で軽犯罪を犯した疑いのある「外国代理人」に対する訴訟の開始を可能にする法案を、3回目にして最終の読会で承認した。当局は、「外国代理人」の地位を規定する規則に違反した場合、欠席裁判で刑事訴訟手続きを開始することができる。「『外国代理人』リストに掲載されている人の40%は海外にいます。たとえロシア国外にいても、彼らを裁判にかける方法を見つけました」と、外国干渉に関するドゥーマ委員会の委員長であり、この法案の発案者であるワシリー・ピスカレフは述べた。訴訟手続きの終了時に科せられる制裁金は、「外国代理人」が著作権料またはその他の収入を得ている場合、彼らが開設を強制された特別口座から差し引かれる。 

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ロシア:バナナコンテナから820キロのコカインを押収

(Adnkronos) – ロシアは本日、バナナの積み荷の下に隠された820キログラムのコカインを押収したと発表し、今年中南米から来た最大の薬物押収だと述べた。ロシアへのコカインの密輸は過去2年間で急増していると、ロシアのイズベスチヤ紙は報じている。  麻薬密売人は、ロシアを中継拠点とみなすことが増えている。これは、ウクライナのオデッサ港がロシアの攻撃によりアクセスできなくなったことが一因だと、同紙は報じている。ロシア税関は、FSB治安局と協力して、「120億ルーブル(1億5300万ドル)以上」の価値のあるロットが、バナナなども積まれたコンテナに隠されているのを発見したと述べた。フランスの高級ファッションブランドのラベルが貼られた圧縮ブロックに偽装されたコカインのパッケージは、バナナの下の「隠された空洞」で発見された。  この作戦は、「南米の犯罪組織がロシアへのコカイン供給のための密輸ルートを組織しようとしている」という「外国の同僚」からの情報提供を受けて実施された。同紙によると、ロシアでは最高刑が終身刑となる大規模麻薬密売の捜査が開始された。ロシアは麻薬の使用と密輸に対してゼロトレランスの方針をとっており、少量の麻薬の密売で有罪判決を受けた者、外国人を含め、重い刑罰を科している。   …