(Adnkronos) – 明日の一般問題理事会は、理論的にはブダペストの理事会における投票権の停止につながる可能性のある、EU条約第7条に基づく手続きの一環として、ハンガリーの意見を聞きますが、それに関する決定は予定されていません。ブリュッセルのあるEU高官がそう説明しています。「私の知る限り、決定事項ではありません」と彼は説明します。
明日の一般問題理事会では、ほぼ8年前の2018年9月の欧州議会による理由付き提案で開始された、第7条で規定されている手続きの一環として、閣僚はハンガリーに対する8回目の聴聞を行います。
手続きはそれ以来進行中ですが、決定には至っていません。EU加盟国が法の支配に違反した場合に制裁を科すには、他の加盟国の全会一致が必要となるためです。以前はブダペストは、PISが政権を握っていたワルシャワを頼りにすることができましたが、現在では、加盟国に対して同様の措置を講じることに消極的な政府が他にも複数存在します。