(Adnkronos) – ホワイトハウスは、ドナルド・トランプ大統領が表明した「我が国の安全保障を強化するためにパナマ運河を取り戻す」という目標を達成するため、パナマにおける米軍のプレゼンス強化計画の策定を国防総省に要請した。NBCニュースがこれを明らかにし、米南方軍はパナマ軍とのより緊密な協力から、米軍が武力で運河を掌握するという可能性は低いものの選択肢まで、可能な計画を策定中であると報じている。しかし、情報筋は、軍事力の行使は、パナマ軍が米国と協力することに同意するかどうかによって決まると述べている。
NBCニュースによると、米南方軍司令官のアルビン・ホルジー海軍大将は今週、これらの計画案をピート・ヘグセス国防長官に提出した。ヘグセス長官は来月、パナマを訪問する予定だ。情報筋は、米国によるパナマ侵攻は考えにくく、パナマにおける米軍のプレゼンス拡大が、運河を「取り戻す」というトランプ大統領の目標を達成できない場合にのみ、真剣に検討されると警告している。