対トランプ氏、カナダが報復関税 米国製品に25%

4 Marzo 2025

(Adnkronos) – カナダはドナルド・トランプ米大統領への対抗措置として、4日から米国からの輸入品に対し、25%の関税を課す。トルドー首相は3日夜に声明を発表し、「30日間の猶予期間後、米政府はカナダからの輸出に対し25%、エネルギー資源に対し10%の関税を課すことを決めた。こうした措置には正当な理由はない」と批判した。 

その上で「カナダは、正当な理由のないこうした決定に、対抗措置を取らずに許すことはしない」と表明。「米国の関税措置が発動されれば、カナダは直ちに300億ドル相当の米国製品に対し25%の関税を課す報復措置を取る。対象は21日以内に1250億ドル相当に拡大する」と述べた。また、こうした措置は「トランプ政権が決定した措置が撤回されるまで継続する」と強調した。 

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イラン:パキスタンが国境検問所を閉鎖

(Adnkronos) – パキスタンはイランとの国境検問所を閉鎖する。エクスプレス・トリビューン紙によると、バルチスタン州当局は、グワダルとパンジグールの地区にあるすべての通過点を閉鎖した。この決定は、徒歩で国境を越える人々と、燃料を輸送する車両の通行の両方に影響を与える。当局は、イスラエルによるイランの軍事施設とウラン濃縮施設への攻撃、そしてテヘランの対応の後、事態の悪化が止まらないように見える中、予防措置を講じていると述べている。  パキスタンとイランは900キロメートル以上の国境を接している。ドーン紙も、パンジグール、ガブド、カラトゥクの検問所が昨日から閉鎖される予定であると報じているが、タフタンの通過点は稼働したままであると明記している。「チャギ、ワシュク、パンジグール、ケチ、グワダルの5つの地区すべてで、国境施設での活動が停止された」と、バルチスタンの職員であるカディル・バクシュ・ピルカニ氏はAFP通信に語った。  地元メディアによると、ここ数時間で450人のパキスタンの巡礼者がイランを出国したが、エクスプレス・トリビューン紙によると、バルチスタンの住民はすでに燃料不足に直面している中で、これらの制限が実施されている。 …