韓国:戒厳令を宣言、前回は1980年

3 Dicembre 2024

(Adnkronos) – 韓国で戒厳令が宣言されてから44年が経ちました。前回は、前年末に全斗煥将軍が主導した、1年間で2回目となる軍事クーデター後の1980年5月のことでした。民主化を求める学生運動のデモを鎮圧するため、全斗煥は5月17日、政府に全国への戒厳令の拡大を強要しました。大学は閉鎖され、政治活動は禁止され、報道の自由はさらに制限されました。戒厳令を施行するため、軍が全国各地に派遣されました。 

1980年5月18日、光州市民は全斗煥の軍事独裁に反発し、街を掌握しました。蜂起の過程で、市民は自衛のために武器を取りましたが、最終的には軍隊に鎮圧され、歴史に残る虐殺となりました。最終的に少なくとも数百人の死者が出ましたが、数千人の犠牲者が出たという人もいます。 

 

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台湾:海軍艦艇と中国漁船が衝突

(Adnkronos) – 台湾中部沖で27日未明、台湾海軍の艦艇と中国漁船が衝突した。この事故による負傷者は出ていないが、責任を明らかにするため調査が開始された。  台湾海軍艦隊司令部の発表によると、衝突は現地時間午前0時38分、台中市の沿岸都市から約45海里(72.5キロメートル)の地点で発生した。関係する軍艦は、中和級戦車揚陸艦で、原因はまだ不明だが、中国国旗を掲げた船舶と衝突した。台湾当局は、双方の乗組員に負傷者はなく、軍艦の損傷も航行の安全を脅かすものではないことを確認した。しかし、事故の正確な状況を特定するため、調査が開始された。  海軍艦隊司令部は、調査は「関連する規制に従って完了し、責任を明確にする」と述べた。現時点では、中国当局からこの事故に関する公式な声明は発表されていない。この衝突は、台湾と中国の間の海洋における緊張が高まっている中で発生したものであり、台湾周辺海域における中国船舶の存在と主権をめぐる論争が続いている。今回の事件が外交問題に発展するのか、それとも単独の事件として処理されるのかは、まだわからない。 …